
まつげエクステ(マツエク)やラッシュリフトの需要は年々高まっており、独立し自分の「マツエクサロン」や「ラッシュリフトサロン」を開業したいと考えるアイリストや美容師の方も増えています。
この記事では、「マツエク・ラッシュリフトサロン開業には何が必要なのか?」「どこから商材を仕入れればいいのか?」について、初心者にもわかりやすく解説していきます。
INDEX
1. マツエクサロン開業に必要な準備とは?

(1)資格の取得
まず必要なのは美容師免許です。日本では、まつげエクステの施術は美容師免許を持っていることが法律で義務づけられています。※美容師免許:厚生労働省が認定する国家資格。美容専門学校を卒業し、国家試験に合格する必要があります。
(2)開業届・保健所への届出
開業にあたっては、開業届の提出と、施術を行う場所を所管の保健所に届け出る必要があります。
開業届:税務署へ提出。青色申告を希望する場合は「青色申告承認申請書」も一緒に。
美容所登録:保健所による検査があり、一定の設備基準(シンクや施術スペースの広さなど)を満たす必要があります。
管理美容師免許:スタッフを雇って営業する場合は、管理美容師資格が必要です。美容師免許取得後、3年以上の実務経験があれば、講習を受けて取得できます。
ポイント:自宅サロンでもこれらの条件は免除されません。違反すると営業停止など厳しい措置を受けるため、準備段階で自治体に確認を!
(3)サロンの場所選び
マツエクサロンを開業するうえで、「どこにサロンを出すか」はとても大事なポイントです。立地によって、集客しやすさやリピート率、さらにサロンのコンセプトまで左右されることもあります。ここでは、サロンの場所選びの基本と、ケースごとのポイントを分かりやすくご紹介します。
駅チカ(駅から徒歩5分以内)タイプ
こんな方におすすめ
・会社員や学生など、通勤/通学のついでに来てもらいたい
・立地で集客を有利にしたい
・初めての開業で不安がある
メリット
・新規のお客様が集まりやすい
・看板や外観の工夫で「通りすがり集客」も期待できる
デメリット
・家賃が高め
・近隣サロンと価格競争になりやすい
住宅街・郊外の隠れ家サロンタイプ
こんな方におすすめ
・既存のお客様や紹介での集客が得意
・静かな環境で丁寧な接客をしたい
・家賃を抑えたい
メリット
・アットホームで落ち着いた空間を作りやすい
・リピーターが定着しやすい
デメリット
・新規集客には工夫が必要(SNS・口コミ活用など)
・看板が出しにくい場所もある
自宅サロン(ホームサロン)
こんな方におすすめ
・コストをなるべく抑えて始めたい
・子育て中
・副業として始めたい
メリット
・家賃ゼロ・通勤なしで経営できる
・自分のペースで営業できる
デメリット
・プライベートとの線引きが難しい
・場所によっては保健所の許可が下りにくいことも
【立地選びのチェックリスト】
項目 | チェックポイント | ||
ターゲット層と合っているか? | 周辺にターゲットとなる年代・職業の人が多いか? | ||
アクセスしやすいか? | 駅・バス停・駐車場などが近くにあるか? | ||
同業他社との距離は? | 近くに競合サロンが多すぎないか?逆にゼロだと需要がない可能性も | ||
内装や看板は自由にできるか? | 美容所登録や改装に対応できる物件か? | ||
将来的に拡張できるか? | リピーターが増えても対応できる広さ・動線か? |
(4)設備・内装の準備
必要な設備の例
アイテム | 説明 |
施術ベッド | 施術者とお客様双方の負担を減らすリクライニングタイプが主流 |
施術用チェア | 高さ調整可能な回転椅子が理想 |
照明(LEDライト) | 目元の細かい作業のため、手元が明るくなる照明が必要 |
ワゴン | 施術道具を整理しやすくするため |
鏡 | カウンセリングや仕上がり確認に使用 |
消毒器具・スプレー | 衛生管理に必須 |
(5)商材の仕入れ
開業に向けては、高品質で信頼できる仕入れ先の選定がとても重要です。
2. マツエクサロン開業に必要な主な商材一覧

以下のような商材が必要になります。
商材名 | ポイント・選び方 |
マツエク(エクステンション) | 素材・太さ・カールの種類(J/C/Dなど)に注意して選ぶ シングルラッシュ・フラットラッシュ・ボリュームラッシュなど種類を揃えると◎ |
グルー(接着剤) | 低刺激・速乾性・持続力のバランスが大切。施術環境に適したものを選ぶ |
リムーバー | クリームタイプが初心者には扱いやすい |
ツィーザー | 精密な作業ができる 軽量タイプが人気ストレート&カーブの2本持ちが基本 |
アイパッチ・テープ | 施術時に下まつげを保護するために使用 |
ラッシュリフト剤 | パーマ液(1液・2液)、ロッド・シリコンパッド、グルー(固定用) |
3. 商材はどこで仕入れる?
商材の仕入れ先としては、以下の方法があります。

B2B ECサイト(業務用専門通販)
当社のようなB2B専用ECサイトでは、プロ専用の高品質商材を豊富に取り揃えています。
- プロ専用のマツエク・ラッシュリフト商材を豊富に取り扱い
- 新商品やトレンド商材の情報がすぐに手に入る
- 高品質でサロンワークに最適な商材を卸価格で提供
- 開業時に必要なスターターキットも充実
- 発送が早く、在庫切れの心配が少ない
仕入れ先を選ぶポイント
- 品質管理が徹底されている
- 継続的な供給が可能
- サポート体制がある(不明点をすぐに解決できる)
コスト削減のコツ
初回は「開業セット」などのまとめ買いを利用し、単価を抑えるのがおすすめ。当ECサイトでもプロ専用の商材を販売中です。
15年以上プロに選ばれているFoula Store(フーラストア)で商品を購入する
4. 開業後のポイントとリピート獲得のために

開業後は、リピーターを増やす仕組み作りが重要です。
- カウンセリング力の向上(まつげの状態に合わせた提案)
- アフターケアの案内
- 予約システムやSNS活用による定期的な来店促進
そして、商材の品質がそのまま施術の仕上がりや持ちに直結します。安定した仕入れルートを確保することで、サロンの信頼にもつながります。
5.開業資金の目安と節約テク

一般的な費用感
項目 | 目安費用 |
物件取得費 | 50万~100万円 |
内装・設備費 | 80万~150万円 |
商材・備品費 | 20万~30万円 |
広告宣伝費 | 10万~20万円 |
運転資金(3ヶ月分) | 30万~50万円 |
節約ポイント

シェアサロンを活用すれば、初期費用を大幅に削減!
中古品やセールで行われているアウトレット品を賢く使う。ただし消毒器など安全性が重要なものは新品である事。
マツエクサロンを開業するには、資格の取得・物件選定・商材の仕入れといった多岐にわたる準備が必要です。
特に、施術の仕上がりを左右する商材の選定と仕入れ先の信頼性は、今後のサロン運営の成否を左右します。
当社のECサイトでは、これから開業される方向けに無料相談やスターターキットのご案内も可能です。ぜひ、お気軽にご相談ください。
連絡先:customer@foula.jp
6.集客の成功パターン|新規とリピーターを増やすコツ

SNS運用
Instagramは必須。ビフォーアフター写真や施術動画を定期的に投稿。
ハッシュタグ例:「#マツエクサロン開業」「#ラッシュリフト専門店」
Googleビジネスプロフィール
マップ検索で上位に表示されるよう、写真・レビュー・投稿を頻繁に更新。
口コミの活用
初回来店特典として、口コミ投稿で次回割引などのキャンペーンが効果的。
サロン経営の本質
技術向上だけでなく、「通いやすさ」「予約のしやすさ」がリピート率を大きく左右します。LINE予約・ネット予約は必ず導入しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q:マツエクサロンを開業するにはどこから始めるべき?
A:まず美容師免許があるかを確認し、物件選び→美容所登録→設備&商材の準備という流れが基本です。
Q:どこで商材を仕入れるのが安心?
A:プロ専用のB2B ECサイトを選ぶのがベスト。安さだけでなく、品質の信頼性・安定供給・アフターサポートも重要です。
Q:自宅サロンでも保健所の検査は必要?
A:必要です。自宅であっても営業場所は「美容所」として登録しなければなりません。
まとめ|マツエクサロン開業は「準備」がカギ
マツエクサロンの開業は、一見ハードルが高く見えますが、しっかり準備すれば夢を叶えられます。
「マツエクサロン 開業 必要なもの」を明確にリストアップし、1つずつクリアしていくことが大切です。
当ECサイトでは、プロ専用の高品質な商材を取り揃え、開業から運営までをバックアップしています。まずはお気軽にお問い合わせください。
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